続々・愛のニワトリ劇場
アンジェリークがやってきて、1ヶ月が過ぎた。
彼女は涼しい木陰が大好きだ。
ところで、この鶏の群には「オスカー」以外にも雄鳥がいる。
春の決闘で負けたため、彼は立場的にとても弱い。
餌もお気に入りの高いところも、女の子も今年の彼に優先権はない。
しかし、彼も3歳、男盛りなのである。
無防備に眠っているアンジェリークにいきなりのしかかった。
アンジェリーク、ピーンチ!!
アンジェリークの悲鳴に奴は飛んできた。
そして、いつもの
必殺、「オスカーキーック!!」
「後で奴を叩きのめす……。」
「まだ、俺様でさえ手を出していないっていうのに……。」
「たくさん食べさせて、ここまで待ってたんだぞっ!!」
その後、しつこいほどにアンジェリークのそばにぴったりくっついて
ほとんどストーカー状態になったのは言うまでもない。
☆
つづく!