ASUKA3月号 (half bitter 2)
今月はオスカー様がめちゃめちゃかっこいい!
オスカー様はやっぱり宇宙一のイイ男だわ〜と再認識させてくれました。
そんでもって、私の占いによるとアンジェとの親密度は120といったところね。
これまでのASUKAの展開で
「きゃ〜、これってオス×アン!?」と思わせといてこの親密度。
これがオスカー様のプレイボーイたる所以と言いましょうか、
オスカー様ってやっぱり高嶺の花なのね。
☆
でも、ここはオス×アンサイト
ここはひとつ親密度180位のオスカー様でよろしくね〜ん。
half bitter 1を読む
あれから、金の髪の女王候補さんはオスカーさまとは会っていないようね。
まあ、あんな別れ方をしたら、さすがに気まずくて会おうにも会えないとは思うけど…。
それにいま彼女はランディ様に…というか、落ちたばかりの恋に夢中で、エリューシオンの様子もあまり芳しくないようね。
「何が気がかりかというと、あの女王候補がこの大陸の状況を好調だと思っていることだ。」
パスハも何だか浮かない様子でいや〜ん。
こういうときこそあの方のお力添えが必要なんだけど
…ふぅ…
☆
「聞いた?ランディとアンジェリークのコト。」
「飛空都市はかなり閉鎖されたこ空間ですから、こういった噂は広がりやすいですからね。」
テラスでオリヴィエ様、リュミエール様、そしてオスカー様の中堅組が話し込んでいるようね。
「オスカー…あんたなんか知ってるね…」
「好きな女性ができたら宇宙が滅んでも奪いたいとかおっしゃっていた貴方が今回のことに口を出せる立場とも思えませんが…もっとも、あなたのおっしゃる女性がアンジェリークだというのなら話は別ですけど。」
きゃ〜、リュミ様、お…お言葉が氷点下ですわ〜〜っ!!
「わかっているさ、守護聖と女王候補が個人的につきあうっていうのがどういう意味を持つのか。そして、何故この新世界で何のために異例の女王試験が行われているのか…」
「彼女が抱えているのは新しい世界のいわば卵なんだよ。彼女は新しい世界を生み出す新しい女王。おそらくこれまでの女王の中でもっともおもい責を負う女王になる…」
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「失礼します。オスカー様育成のお願いに来ました。」
何日ぶりかで女王候補さんがオスカー様の執務室へ!
「あの…この間はすみませんでした。私、失礼なこと言っちゃって、オスカー様まだ怒ってらっしゃいます…?」
ぺこりと頭を下げるアンジェリーク。
こういう素直なところがまた彼女の魅力なんだけど。
「いや…この間は俺も感情的になった。怖がらせてすまない。」
ほっとした表情のアンジェ。
は〜、なんとかあの気まずさはなくなりそうね。
「エリューシオンなんですけど、大地も安定して人々もとっても元気なんです。地形上のちょっとの困難も乗り越えられるほどの勇気に満ちていますし、すごく向上心が上がっているんです。
それで、ランディ様にもオスカー様の炎のサクリアがあればもっと発展するだろうってアドバイスを頂いたんです。」
ランディ様の名前を出すとき、女王候補さんの声のトーンは気づいていないでしょうけど少し上がる。
顔にはありありとうれしそうな表情が浮かんで…本当に…あぶなっかしい……。
気づいてないの?目の前にいる人のかげる表情に。
「ランディとはよく会ってるのか。」
「あ、はい…ランディ様と会ってると楽しいんです。エリューシオンも安定してどんどん結果が出てきてるし、ランディさまといると私も元気が出てきます。」
あああ〜アンジェリークったらうれしそうでホントに恋に夢中なんだわ。
頬は紅潮してるし瞳はぽお〜っとなってる。
「お嬢ちゃんは本気なのか?」
「え?」
「君は女王候補でランディは守護聖だ。その意味がわかっているのか?そして、その覚悟はできているのか?」
「どういう意味なんでしょう。」
アンジェリークの表情がこわばる。
「ランディ様が好きなんです。一緒にいると楽しくて…それがいけないことなんですか。」
「もちろん、女王候補と守護聖の恋が禁じられているわけじゃない。だが君は女王候補だ。」
「…オスカー様だって守護聖なのに他の女の方といつも一緒じゃないですか。そう言ってまた私をからかってるんですか。私のこと子どもだと思ってるんでしょう!私は真剣なのに…。」
金の髪の女王候補さんはオスカー様をきっとにらみつけると
「オスカー様なんて嫌い…嫌いです!」
言い捨てるように叫ぶとアンジェリークはきびすを返すとばたばたとオスカー様の執務室を飛び出していったわ。オスカー様…
「彼女はまだ子どもだ…」
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「女王候補と守護聖の恋…
それとも、覚悟を求められているのは俺か…?」
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to be continued
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てなわけで、ASUKAはラン×アンな展開なんですが、
どうやら一筋縄ではいかないような…
この一件を機会にアンジェが成長して、
そんでもってオスカーさまとの親密度がちょっとでも上がるといいな〜って、
「夢〜、それは夢〜ゆ〜め〜♪」(初代ガンダムにこーゆー挿入歌があったわ。)