「剛毅 STRENGTH」
あとがきでーす。
というのは、クラヴィス様お得意のタロットの8番目のカード。
私が描いた上のカードは、ウエイト版のカードのパロディですが、本物のカードは「激情」「獣性」を表すライオンを女性が優しく懐柔しています、はい。彼女は獣性を昇華させ精神的なものをもたせているそうです。ライオンをつなぐ鎖は鉄ではなく美しい花。自分を犠牲にする覚悟でライオンの口に自ら手を入れ、ついにはライオンは女性の手を舐めるに至る。このカードの名前が強さを表す「剛毅」というのは、ちょっとステキだなあ、と以前から思っていたのでした。
(オタク娘だったので、タロットとか星占いってすっごいはまったらしい。)
さてさて、今回のお話は「吸血鬼」なのですが、吸血鬼ってこわいけどロマンチックですよね〜vスプラッタでグロい吸血鬼はちょっと勘弁なのですが、素敵な男性の吸血鬼が美女の白い首もとを狙う…vちょっと危険で背徳的でエロティック〜v私の大好きな赤い薔薇が小道具になっていて、とってもステキv
こんなステキな吸血鬼がオスカー様に似合わないはずはない!と、勝手に思いこみ、いきなり描き始めてしまいました。ちょうどホラーの神様が取り憑いていたため、毎日更新どころか1日に2回も3回も更新をして、さすがに憑かれた気が…いえ疲れた気がします。へにゃへにゃ。
でも、オスカーさまの吸血鬼って描いてみたらちょっと筋肉隆々で血色はいいし、まるで昔観たトム・クルーズの映画「インタヴィユー ウィズ ヴァンパイア」みたいですね。あの映画を観たとき、吸血鬼になってもトム・クルーズは元気がいいなあと思ったものです。ちょっとホモくさかったわ。(いえ、ホモは嫌いではありません。私とてオタクのはしくれですから。)その頃、香港に遊びに行ったら映画館の看板に「吸血迷情」というタイトルで公開されていたのが何とも笑えました〜。
私はオフイシャル至上主義なので、最終的にはゲーム設定に戻さないとどうも落ちつかず、結局吸血鬼になりきらせなかったのですが、なんといってもラブラブハッピーエンドにせずにはいられない。かっこいいオスカーさまを日々追求している私ですが、シリアスな悲劇よりちょっとくらいマヌケでもハッピーエンドが好きvそれにオスカーさまの幸せは私の幸せv待っていて〜オスカーさま、貴方と私の理想郷(アルカディア)〜♪…って、まだ「トロワ」やりこんでるんかい、私。
なお、作中のウィルスは私が勝手に考えたものすが、「狂犬病」とよく似ています。狂犬病って白土三平先生の「カムイ外伝」ででてきたのですが、子供心に世にも怖ろしい病気じゃのうと思いました。
5日間で一気に描き上げたのでちょっとアレかもしれませんが、またおいおい手直ししたいと思います。(本当か!?)また、なにかの神様が取り憑いて、思い立ったように連載を始めた際には、またよろしくお願いします〜。
そりでは!(しゅたっ!)
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