「こんちくしょーっ、ひでぇめにあったぜ」
ゼフェル様水浸しになっちゃってるけど大丈夫かしら。
「それはそうと、おめーオスカーには会えたのかよ。」
「俺にかまってる場合じゃないだろ。
今日はあのおっさんの何千回目かの誕生日なんだから、
早いとこ行ってやれよ。」
ゼフェル様…
「だー、そんな目で俺を見るなよ、っていうか、
あのよーお前オスカーが好きなんだろ。
だったら他の男かまってちゃダメなんだよ。
…他の奴だってその気になっちまうからよ。」

ゼフェル様、ふりかえりもしないで行っちゃった。
「ごめんなさい、ゼフェル様。私オスカー様をさがしてみます。」
私がそう言うと、ゼフェル様はふりかえらないまま、
手をひらひらさせて森の湖を出ていったわ。
もう一度お祈りしよっと 私も戻ろっと