「こっちにするわ。」
「それは天使の像でんな。
陛下のお姿に似せて作った大理石の像です。
それを持っていれば陛下の加護を受けて
どんな苦しいときも頑張れるっちゅう有り難い像ですわ。
とはいうものの、本物の天使様を手に入れている炎の旦那はんには
いまさらかも知れませんけど。」
「ううん、ありがとう。
お支払いは今度私のお給料から引いておいてね。
オスカー様は自分以外の人から私がものをもらうのをとても嫌がるの。
むやみに人から物をもらうのはいけないことだって。」
「はいはい、わかりました。
それじゃ来月のお給料から引かせていただきます。」

　

天使の像…オスカー様、喜んでくださるかしら。

それじゃ、公園は出ることにしましょう。
あら、何か落ちてる。
これって「オスカー様のお屋敷の鍵のかけらだわ」

１つ目の鍵のかけらを手に入れました。 一つ目のかけらは fire です。

　

外に出る