ここは公園、
オスカー様はお天気がいいときはたいていここにいらっしゃる。
「オスカー様はどこかなあ…」
私は公園を探しまわったんだけど、オスカー様は見あたらない。
…？…
だれか見られているような気がする…
聖地の公園にもダンボーラーが住むようになったのね。
この聖地でお仕事やお家がない人がいるなんて、
私がもっとしっかりしてみんなを幸せにしないといけないのね。
でも、あの人どこかで見たような…
アルカディアの銀色の妖精さんに似ているような気がするけど
きっと気のせいね。
銀色の妖精さんはアルカディアに置き去りにして来ちゃったもん。

　

　

「あれは…、女王…
なんでこんな日中ドレスアップしたまま
護衛もつけないでふらふらしてるんだ？
あのでっかい包みは一体…？
だが、これはチャンス…！」
え？なに、なになに〜！？
いきなり銀色の妖精さんに似た人が飛びかかってきたわ。
きゃ〜〜〜っ！！

妖精さんはいきなり

私に　　　プレゼントに

とびかかってきたの。