ASUKA5月号

今月はまさに「オスカーさまvラブラブ通信」といわんばかりの内容でもう幸せ〜v

ほとんど妄想のはたらく余地もないくらいで

は〜〜〜〜なんだかこんなに幸せでいいのかしらね〜v

 

 

まず、毎回恒例の「守護聖さまファイル」だけど、今回はオスカーさま!!
これまで「鳥シリーズ」とか「翼シリーズ」とか言われていたけど、オスカーさまと共に登場したのは銀狼!!
は〜、さすがオスカーさまったら既成の常識をうち破ってのご登場v
まあ、オス×アンものとしてはこれにアンジェちゃんが加わってくれればもう完璧vASUKAじゃ無理でも、ここはオス×アンサイトだもーん。由羅先生の1枚絵のパロディなんて神も怖れぬ行為だけど大目に見てね。

 

 

さて本編のショートストーリーですけど

今回は何とオスカーさまが全ページに渡ってご登場。

仕事熱心の部下の鑑みたいなオスカーさまもステキだけど

やっぱりオス×アンだったらこうよね〜〜v(妄想)

 

 

「ところで陛下ですけど、体調が思わしくないとのことので本日の謁見は中止したいとのことです。」
 守護聖達を集めての朝礼を前に、女王補佐官ロザリアがこう告げられたわ。
「陛下の体調が!?いつもの寝坊ではなく…」
 (どうして陛下の寝起きの悪さを知ってらっしゃるの?)と言わんばかりのロザリアのじろりとした視線をうけて、オスカーさまったら慌てて視線をかわしていらっしゃるわ。
「陛下は寝起きが悪いところはありますけど、女王としての役割はわきまえていらっしゃいます。」
だからあなたとの付き合いも大目に見てるんでしょう、と言わんばかりのいい方。さすが有能な補佐官さまだわ〜〜。
「昨夜は元気そのものでしたが…何か深刻な事態がおこったのでは…」
「オスカーさま…どうして昨夜の陛下のご様子をよくご存じなのかしら。体調不良を起こすほどなにかなさったんじゃないでしょうね。よろしくて?執務に支障が出るほどあーんな事やこーんな事をしないよう、注意のひとつも…」
「では、 補佐官殿の伝言を伝え、ついでに陛下の御様子を見て参ります!」
 これだけ告げると、嵐のようなスピードで補佐官の執務室を飛び出して行かれたわ。
「…どっちがついでなんだか……」

「アン…陛下のご様子は!?」
 ものすごい勢いで女王宮に駆けつけたオスカーさまは女王付きの女官シャルロッテさんに尋ねられているようね。
「オスカーさま…その…陛下はオスカーさまには…いえ、どなたにもお会いしたくないと…。」
「それほど悪いのか!?」(まさか、サクリア消失の前ぶれ…)
「俺は女王補佐官殿の御伝言を伝えねばならんのだ!入るぞ!」
「いけません、御伝言なら私が…」
 強引に陛下の私室のドアに手をかけるオスカーさまに陛下の声が
「…オスカーさま!?だめ!入らないで、お願い!」
「入るぞ、アンジェリーク!」
「いやーっ!!見ないでオスカーさま!!」

 

「…だから…見ないでっていったのに…」
 陛下の頭の上にはコアラがしっかりと捕まっているわ。コアラって、かなり重いうえに相当匂いが強いんだけど…さすが、宇宙をしょって立つ女王陛下にはコアラの一頭や二頭、頭の上でもへっちゃらのようね〜〜。
「昨日、王立研究院から逃げ出したらしいんですけど、離れないんです。無理に離そうとするとストレスで死んじゃうかも…って…」
 さすがのオスカーさまもちょっと固まっているようね。
「それに私をお母さんと間違えてるらしくって…でも、とっても可愛いの。見つかったら取り上げられちゃうと思って… 」
「……わかった……エルンストには俺から何とか言っておこう……」
「本当ですか!ありがとうございます。オスカーさま!よかったわね。これからは私がママですよ〜〜v」
ママ…この毛がばしばし生えた珍獣の…?
「ほーら、パパにもだっこしてもらいましょうね〜vはいっ、オスカーさま♪」
ぷぷ…っ、オスカーさまがパパ……
「アンジェリーク…パパって…俺がか?」
「え、だって私がママならオスカーさまがパパになるんでしょ。それともオスカーさま…私がママでパパはいやなの?」
「そうじゃなくて…その…」
「この子が私たちの子どもになったら子どもを産む手間も省けるしv」
(俺はその手間をかけたい気がするんだが…)
 オスカーさまの気持ちを知ってか知らずか、迷子のコアラはひしっと抱きついた。オスカーさま…愛ですわ…

      

 

 

 

サラの悩み相談コーナー

唐突だけど、悩める女王候補さん達の悩みにズバリ答えちゃうわ。
星のささやきにお任せよ!

 

 これまでもずーっと悩んでいたんですが、思い切って相談します。
 守護聖さまってサクリアを送るのがお仕事だと思うのですが、守護聖様によって仕事量にひどく差があるような気がします。日がな一日茶を飲んでいたり、楽器を鳴らしていたり、お化粧三昧で遊び暮らしている方もいれば、いつも何だか事件が起こるたびに最前線に引っ張り出され、日常的にも色々仕事をさせられている方もいるのが納得できません。
  今回ジュリアス様がオスカーさまの上司であると明文化されましたが、ジュリアス様に主任手当のような首座手当などはついているのでしょうか。また、時間外労働のオスカーさまに残業手当の保障はあるのでしょうか。
どうしてオスカーさまばっかり割の合わない仕事が回ってくるのかわかりません。
  公の立場にある守護聖の
服務規程はどうなっているのでしょう?守護聖労働組合にかけあった方がいいのでしょうか。

      (地球在住 しまちあきさん 自称17歳 兼業主婦)

  

 

 実はサクリアを送る以外のオスカーさまのお仕事のほとんどはボランティアなのよ。いってみれば学校の先生が放課後はおろか休日返上でやっている部活のようなものね。本来なら服務規程には全然入っていないし、手当ても1日700円。事故が起こっても公務ではないから労働災害扱いにもならないし、万が一預かった生徒がケガを負えば顧問の責任となる大変厳しい状況と一緒よ。時間外労働に手当がつくほど公の仕事は甘くないわ。すべてサービス残業よ。
  ただ、オスカーさまの場合、本人もあれが反強制的ボランティアのサービス残業と気づいていらっしゃらないようね。同様にジュリアス様もぜんぜんそのことに気づいていらっしゃらないようだけど。お二人とも生き方が下手よね〜と思うけど、世の中なんてそういった頑固で不器用な人たちで支えられていたりするのよ。さすが、世界を支える守護聖といったところかしら。
  守護聖労働組合は守護聖の突然解雇(リストラ)問題さえ解決できていないしお薦めできないかもね。何にせよ、守護聖ってあんまり労働条件が良くないのは間違いないわ。ただ、ここしばらく不景気だし民間に配慮したら守護聖のサービス残業、人事院勧告による昇給カットくらいは当然かもね。

 

 

 

 

「今月のオスカーさま」

ASUKA本編があんまり満たされていたのでイマイチ切れが悪いわね〜。

「アンジェの頭にコアラじゃフツーすぎてつまんないよ。(フツーなのか…?)

もっと中間管理職の悲哀たっぷりのオスカーさまがネタとしてはいいと思う。

上司にたたかれ部下につきあげられの『C級守護聖講座』みたいな…」

と、ああ子も言ってたし、ネタ的には面白いのはそっちなんだけど…

いっか、私が幸せならv ほほほほほほほほほほv