ASUKA12月号

 

今月はランディ様とアンジェがデートだそうですわ。

若い方たちっていいわねv

まだ、しまちあきのところにはASUKAは入荷していないようだけど

なにやら怪しい妄想で自分を励ましているようね。

あら、なんだか水晶球の様子が変ね。

某少女漫画と混戦しているのかしら。

 

ここは飛空都市の王立研究院のようね。

女王候補さん達が何か話しているようだわ。

「アンジェ、一つお聞きしたいのだけれど、貴女どうしてエリューシオンの育成に炎の力が必要だと思ったの?」

「え…その…私がもしエリューシオンの民だったら、きっと炎の力がほしいだろうなあ…って思ったから…」

「エリューシオンの民だったらですって…?土の曜日、研究院にも行かずデート三昧。なのに、この子は民が何を望んでいるか知っている。おそろしいのはそれを計算ではなく、本能で知っていることよ。アンジェリーク…おそろしい子…この私が認める、ただ一人のライバル…」

「アンジェ、育成の方はうまくいってるかい?」

「ランディ様!」

「困ったことがあったらいつでも相談してくれよ!」

「ランディ様…私のことを心配してくださって…

親切で…いい人なんだな…」

…こ…この何だか今から4半世紀前のような雰囲気は…

確か由羅先生は原稿をかくまえに

「ガラスの仮面」を読んでいらっしゃると

聞いたことがあるけど、

はまりすぎて全然シャレにならないわ…

すると、ランディ様は桜小路くん

はまりすぎる………

でも、ここはオス×アンサイト、なんだか、オチが見えてきたわ。

「よお、おチビちゃん!」

この男性的で色っぽいお腹のそこから響く声は…

「あっ、あなたはジュリアス様の右腕で仕事の鬼の冷血漢。

女性の敵の炎の守護聖オスカー様!」

ああ〜〜〜、痛いセリフだわ〜〜っ!

それにしても、毎回毎回登場の度、

こーゆー風に役柄を説明される速水真澄って

考えてみれば気の毒なキャラね…。

「ははは、お嬢ちゃんには育成を頑張ってもらわなくっちゃな。

なんといっても未来の女王候補なんだから。」

オスカー様ったら、アンジェを挑発するだけ挑発して立ち去っていったわ。

あとに残ったランディ様がびっくりした様子で

アンジェになにやら話しかけているようね。

「アンジェ…オスカー様と知り合いなのかい?」

「知り合いなんて…初めてあったときから失礼なことばっかり…!」

「でも…なんだかとっても親しそうだった…」

「エリューシオンに炎の力を送っておいてくれ。

ああ、たくさんだ。カードには『あなたのファンです。』と。

あと、赤いバラを彼女の部屋に。」

ああっ、やっぱりオスカー様ったら

紫のバラの人ならぬ、赤いバラの人……

 

いえ、何となく先は読めていたんですけどね…

アンジェの連載もこの先続くようですし

はたして、アンジェは女王になれるのかしら

そんでもって「赤いバラの人」オスカー様との運命は…

どうでもいいけど美内すずえ先生「ガラスの仮面」何とかして下さい。

連載第1回からの愛読者なんです、私。