先日、職場でフィールド作業になったとき、件の霧島キャップをかぶって参加
このキャップは５月に横須賀に雛さん、あっちょんさんと行ったときに購入したもので、自衛隊と全く関連のない職場、わかるわけなかろう、と、心密かに「霧島の艦内帽〜」とウキウキしておりました。
翌日、上司に書類を提出にデスクに近づいたら、上司のPCに見慣れた海上自衛隊のオフィシャルサイトが…！
なんで海自のサイトひらいとるんじゃ、と思ったら、
「霧島さん、昨日かぶってた帽子、きりしまだったよねぇ」
はう！？
「なんで護衛艦の帽子？どしたの？」
何でばれた！？つか、この状況なんとかせねば
「ああ、日差しがきつかったので家に転がっていたのかぶってきました。」（嘘はついていない）
「え？家にそんな帽子が転がってるの？」
「はい、主人が自衛隊が好きなんです！」
（ちなみに嘘はついていない。帽子の持ち主の情報については黙秘しているが）
「そうか〜なんだ〜僕は『空の人』なんだよねぇ〜
　ご主人は『海の人』なんだねぇ〜」
「いやうちのは『陸』です。」
「陸？『一○（ヒトマル）』かぁ〜」
「はい、戦車が好きだそうです。」

ここでものすごく失敗していることに気づかなかったんですね。
オタクは自分たちだけに通じる謎の略語を使って会話してしまうという事実に。

やばい、一般人のふりして生きてきたのに、まさかジョジョはばれなかったのに、まさかミリタリの方からばれるとは…
だって、上司ときたら
「ぼくは『ジパング』が好きでね〜あの終わり方はどうかと思ったんだけど…」
「あー、家にもありますよ。あと『沈黙の艦隊』が」
「かわぐちかいじが好きなのか」
「ハイ、主人が」

いかん、ミリタリからマンガの方がばれそうだ。
知らん顔して業務をしていたら、退庁まぎわに
「ところで松本零士の『スタンレーの魔女』って知ってる？」
「あ、あれはいい話でしたねぇ
　一式陸攻を軽くするために、次々と荷物を捨てていって、最後に振り返ると他の乗員の姿が…何とも言えない切ない余韻がありますね！」
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「…主人の本でちょこっと読んだだけですけど…」