20000ヒット記念「エロスとプシュケ」

大庭美樹さんのリクエスト

 

『ギリシア語には、「愛」を表わす言葉が四つあります。

エロス(欲望の愛)、 フィリア(友愛)、ストルゲー(親子の愛)、アガペー(神的な愛)です。

プラトンの説によれば、エロスとは

「自己充足を求めて、自己を充たしてくれるものを無限に追求して行く情熱(パトス)」であり、

「精神的な価値のある イデア(価値、形相)を探求してやまない欲求的愛」とされています。

それは絶対的で無条件のアガペーと違い、

自分にとって価値あるもののみを愛し、価値が無いものは愛さない、

あくまで自己充足的な愛なのです。

エロスの愛(欲望)は、魂(プシュケ)と結びついて

初めて本物の悦びを得ると いうことを、

この寓話は説いているのです。

ギリシア語の「蝶」は「Psyche(プシュケ)」であり、「霊魂」を意味します。

蝶がサナギから美しく変容するように

プシュケは、様々な苦痛や不幸で 清められた後、

真の悦びと純潔な幸福を授かる人間の霊魂を表わしています。

 

 

 

 上記の文は、リクエストいただいた時の大庭さんのメールの一部です。

 いや〜んvオス×アンだわ、オス×アンだわv

「エロスとプシュケ」は私の大好きなギリシャ神話の一つです。

今回、コスプレなのに服着てませ〜ん。

でも、これはポーズがコスプレなんですよう。

ルーブル美術館所蔵の彫刻「エロスとプシュケ」から。

私のやっぱり大好きな彫刻で、そりゃ〜もう美しいのです。

エロスの翼が大きいのは大庭さんの描かれるオスカー様なら

きっとアンジェちゃんを包み込むように大きく、また力つよかろうとおもって。

大庭さんの描かれるオスカー様は本当にかっこよいです。

 

 

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